ストローク ~軸~


軸を正す

ストロークの強化に欠かせないのが「軸を正す」ことです。アドバイスでも聞いたことあると思います。軸が正せないことで「ねじりの力」が生み出せず、パワーロスとなってしまいます。
また、スイング中に軸を正せてないと「ショットの不安定」が出てしまいます。では、「軸を正す」とはどのような状態をいうのでしょうか。具体的に理解する必要があります。ポイントは2つ「軸を崩さない」「軸を傾けない」です。

 

軸を崩さない

軸を正す1つのポイントは「軸を崩さない」こと。ボールを追いかけたり、打つときに背中が丸くなってはいけません。と言っても、抽象的でなかなか具体的イメージが付きにくいにも事実。そこで、「L5」を意識すると軸が崩されないケースがあります。

「L5は腰椎の5番目の骨」
腰椎

このように、腰の骨は「前にカーブ(前湾)」しています。この前湾を打つときに崩さないがポイントになります。
これは、ストロークでもボレーでもスマッシュやサーブでも同じです。細かく言えば「L3を意識」したほうがいいのですが、よくわからないので「L5に意識」で大丈夫だと思います。
自分の身体でどこらへんかと言うと、「左右の骨盤の上の間」です。が、よくわかならければ「腰のカーブ」を意識してみてください。

この前湾が保てているということは「骨盤が立っている状態(前傾)になっているので、パフォーマンスが発揮しやすい状態だと言われています。ちなみに軸が崩れているときは骨盤が寝ている状態(後傾)になってしまうこと。骨盤

このようなイメージですが、これだと「ねじりの力」が上手く出せずパワーが出なくなります。特にみられるのはスイングする前は一生懸命立てているのに、スイングすると同時に崩れる人は結構います。ボールを迎えに行ってしまう感じですが、L5を意識して、そこに腰より上が乗っかているイメージ」でボールを待てると最高です。

軸を傾けない

軸を正すもう1つのポイントは「軸を傾けない」です。パワーを出そうとしすぎて、頭が前に移動してしまう方が多いです。これが「軸が傾いている」状態です。これでは「ものすごい良い球」を打つかもしれませんが、どうしても「不安定」になってしまいます。
具体的に意識する場所は「頭頂」で、スイングはじめたら同じ位置にいるようにします。

ただ、人によっては「首の横を意識」だったり「顎を引く」だったりで安定する人もいます。個別性があるので、下記にあるアドバイス例でいろいろ試してみてください。「しっくりいく感覚」が持てたら、そのやり方で練習しましょう。

軸を正すとねじりの力が出やすい

「軸を崩さない」「軸を傾けない」ことで「軸が正す」ようになります。
そしたらストロークで超重要な「ねじり」を出しやすい状態になります。ねじりは「回転運動」です。回転運動が上手になると「くるっ」と回ります。実践では「左腕」や「左下肢」でブロックする形になりますが、ブロックしないと本当に「くるっ」と回ります。
「くるっ」と回ることが出来たら、軸が保てていると思います。

 

<レッスン時の声かけアドバイス>
ストローク特訓会やイベントレッスンにて「軸を正す」ために行ったアドバイスを記載します。
個人差があります。頭を突っ込んで打つ人と、背中をのけぞりながら打つ人とでは違うアドバイスになります。
試してみて良いものを使ってください。

・頭のてっぺんを動かさないように
・顎引いて
・フォア→右に首を少し傾けて(左利きは逆)
・バック→左に首を少し傾けて(左利きは逆)
・腰のカーブを打つ前と打った後で崩さないように
・みぞうちをボールに見せながら打って
・打ち終わったあと、しっかり足を止めていられるようにして
・頭を前に出しながら打って
・お辞儀しながら打って
・お腹に力を入れながら打って
・腰の上に頭が乗っているイメージで

※レッスンを重ねるごとにアドバイスは増える可能性があります。