最低限知らなきゃいけないメンタル知識


スポーツはメンタル

試合に出ているとテニスってメンタル大事だな」と感じる人は多いと思います。テニスに限らず、スポーツはメンタルが大切です。しかし、「メンタルについての知識」が広く知られている状況ではありません。そこで、私が普段セミナーでお伝えしている「メンタルの知識」を一部紹介します。

最低限知るべきメンタル

「メンタルは大事だな」と思うにもかかわらず、対策をとらないことが問題なメンタル。そこで、セミナーでは「メンタルはやらなきゃ!」と思ってもらえるようにお伝えしています。そのポイントは「体感する」こと。まずはこのセミナー動画をみてください。

この現象が「メンタルの重要性」の1つです。メンタルの状態によって、パフォーマンスの状態が変わってしまいます。これが「体感する」ことの1つです。体感することによって「こんなに違うの!」と身をもって知ることができ、「メンタル対策しなきゃ!」と1歩進むことが出来ます。

 

メンタルはなぜ大事なのか?

 

少しスタートに戻ってお話します。「メンタルはなぜ大事なのか?」です。スポーツでは「心技体」の必要性がいわれています。当然、テニスでも必要です。心・技・体は「どれも必要ですよ」という意味もありますが、「お互いが影響していますよ」という意味もあります。例えば、どんなに素晴らしい技術があっても、体力が低かったら試合では使えないです。
また、「すぐ疲れる」「体が痛い」などで、「つらい」「いやだな」といった心に作用しますめちゃくちゃ技術が下手で力みまくっていたら、体に与える負荷は大きくなり、体力の消耗、怪我のリスクが出てしまいます。「なかなか入らない」「ポイント取れない」「ラリーが続かなくて相手に悪い」などのような心の作用も出てきます。このように、「心技体」はお互いがお互い影響します。

では、心は技や体にどんな影響を与えるのか?

 

 

メンタルって何?

そこで、この質問から始めます。「そもそも、メンタルって何?」この質問にどのくらい答えられるでしょうか?
メンタルからイメージすることいつでも強気」本番で実力を発揮」「ピンチでもへこたれない」みたいな感じですかね。
あなたはどんなイメージですか?少しイメージしてみてください。

メンタルって「自分の実力を試合で十分に発揮し、ピンチでも強い心で乗り越える」こんな感じではないしょうか?セミナーで多い回答ですが、実はこれだけだと50点です。このイメージした状況って、よく考えると試合のとき」になります。メンタルは試合のときだけではありません。

実は練習のときこれも、ものすごく大切になります。

実はメンタルは「発揮能力」のほかに「学習能力」にも影響しています。「同じ練習しているのに上達が早い!」これは運動神経の問題だけではありません。確実にメンタルも影響しています。だからメンタルは試合のときだけでなく練習のときにも大切な要素となります。
まとめると、

メンタルはなぜ大事なのか?

メンタルの状態によって自分の持っている能力がどれだけ発揮するか変わってしまうため、試合のときには重要な要素。また、メンタルは学習能力に影響を与えるため、練習の質をあげるにはメンタルの状態が鍵となるから。

となります。

パフォーマンスに与える影響

メンタルは「発揮能力に影響する」ことがわかりました。みなさんも感覚的に感じていると思います。ただ、みなさんが思っている以上にパフォーマンスに影響しているときがあります。そこで、どのくらいパフォーマンスに影響するのか、実験した動画を紹介します。

①ノーマルの状態チェック

この状態で力比べをします。だいたい均衡するような力加減を覚えておきます。

②メンタル操作

次に「ネガティブ」になるようにアプローチしています。「イメージ」「言葉」「行動」これらをコントロールしています。

③ネガティブの状態チェック

結果、はじめの時と同じことをしても「力が入らない」状態になります。この実験は腕を止めておくパフォーマンスの低下ととらえます。
心の状態によって、さっきまで出来ていたことが出来なくなる。この実験をすると思った以上に体に反応として出ることがわかります。
たった腕を止めておくことが出来ないのに、テニス動作のような、「ボールとの距離感をとってタイミングをとって、ショットの種類によって打ち方が変わって、力を瞬時に入れて、力を瞬時に抜いく」こんな難しいことに影響でないわけありません。
試合中にメンタルが壊れて、一生懸命「スキルのことを意識する」なんて、これを体感すると考えてしまいます。パフォーマンスの低下は「メンタルの影響」なので、スキルに意識するのではなくメンタルに意識をしなくてはいけないことがわかります。

誰でも簡単に実験できるので1度試してみてください。
※個人によって反応は変わります

メンタルに対するアプローチ

このように、メンタルは皆さんが思っている以上にパフォーマンスに影響していることが体感できたと思います。次にみなさんが知りたいのは「どうしたらいいのか?」だと思います。いろんな専門家がいろんなやり方をしています。どれが正しいと言うよりも、自分にあったやり方でいいと思います。私はメンタルの裏にあるマインドセットの重要性をセミナーではお伝えして、そこに対するアプローチを推奨しています。
ここでは「メンタルの特性を含めたアプローチ方法」を軽く紹介ます。

心理学では「人は精神的なものに精神的なアプローチは効果なく、精神的なものに対しては身体的なアプローチが比較的有効的である」と言われています。つまり、緊張している人に「大丈夫!リラックスリラックス」と言っても効果がなく、「うん、緊張するよね。そしたら、ゆったり歩いて、少し胸を張りながら顎を少し上げてみよう」のほうが良いということです。一度お試しください。

 

私が知っている「最低限のメンタル」を紹介しました。メンタルの裏にある「マインドセット」も重要で、アドラー心理学では「目の前の現象は無色透明である。それに色をつけるのは個人である。」と言われています。だから同じダブルフォールトでも「弱気になる人」と「強気になる人」が出てきます。

本格的にメンタルに踏み込みたいのであれば「マインドセット」についての知識をお勧めします。心理学でいうと「アドラー心理学」もお勧めです。